造幣局での貨幣づくり

造幣局での貨幣づくりについて

造幣局ではどのように貨幣が作られているのでしょうか?その様子を知ることはあまりないと思うので紹介したいと思います。


まずは材料を溶かします。銅やニッケルといった金属を溶かして鋳型に流し込みます。電気炉が使われ貨幣によって材料は変わります。そして、平に伸ばしていきます。棒状のかたまりを加熱することでやわらかくなった高温の間に、平にしていきます。それぞれ決まったあつみがあります。そして常温になると、さらに伸ばされ貨幣の厚さになります。


ここまでの工程は支局である広島で行われています。


次に大阪の本局へと移されたかたまりを貨幣の形に打ち抜きます。コイルの板を貨幣の形に打ち抜くことを円形といいます。工場上部へとコンベアで運ばれていきます。ある程度余ったものは広島へ戻されています。


そしてふちをつけます。貨幣の模様を出しやすいように、円形の周囲につけられます。円形を遠心力で回転させます。その後加熱しやわらかくします。次は円形を酸で洗います。油や酸化皮膜を取り除き、水を切って乾燥させます。

女性

最後は圧印です。いよいよ貨幣に模様をつけていきます。表裏同時にプレスされる機械があり、1分間に750枚もできます。そして検査も機械で行われ、傷のある硬貨は取り除きます。


昔は人の手で行われていた工程もすべて機械化されています。スピードが早く、均一で美しい硬貨がつくりだされています。硬貨ができていくところをゆっくり見学したい人には工場見学がおすすめです。

硬貨の製造工程は複雑で、きっと知らなければ簡単に出来ているように感じますが、ひとつひとつの工程で素晴らしい日本の技術が施されています。


また最近では新幹線開業50周年記念貨幣や地方自治体法施行60周年記念貨幣などの貨幣もつくられています。東日本大震災の復興事業記念貨幣というものもあります。硬貨を集めている人には堪らない貨幣がぞくぞくとつくりだされているようです。

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